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■ATMT法を用いた疲労評価 |
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健常者の結果 |
慢性疲労症候群患者の結果 |
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健常者でも、12回も繰り返すと、反応時間は遅くなってしまいますね。
この検査を続けて行っていると次第に疲れを訴えるようになります。
確かに疲労が出てきているということがわかりますね。
慢性疲労の患者さんでは、測定の前半部分は健常者とあまり変わり
がみられませんが、
疲労感が強くなる後半部分では健常者との差がかなり開いてきましたぞ。
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■アクティグラフによる一日活動量の評価 |
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健常者の場合 |
慢性疲労症候群患者の場合 |
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上のグラフの黄印部分(点滅)を注意してみてください。
健常者の場合、起床時における平均活動量(青色の部分)は179分、睡眠時間(紫の部分)は約6時間です。
睡眠時間が少なくても、一日の活動量にはムラがありません。
それに比べて、
慢性疲労症候群の場合は、 起床時における平均活動量(緑色の部分)は126分、睡眠時間(紫の部分)は約11時間です。
長い睡眠時間をとっているにもかかわらず、活動量にはムラがあり、休んでいる時間もあります。
健常者に比べて、強い疲労感がみられる慢性疲労症候群患者では、休息時間が多くなるとともに、起床時間帯における活動量が低下していることがわかりますね。
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アクティグラフによる疲れの測定方法は、NASAの宇宙飛行士の行動観察にも使われます。
0.1G以上の加速度が単位時間あたり、どの程度みられるかを計測。正常者では200回/分程度でした。
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>>疲れとは何? >>脳の疲れを測るには >>疲れを感じる脳の部分は? >>慢性疲労のメカニズム
>>動物を疲労させて調べてみると >>疲労を回復させるには >>脳の疲労を回復させるには
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