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■スーパーラット誕生秘話!−疲労の研究の一つとして、動物実験があります。− |
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ネズミを一本のロープを垂らした水槽に30分入れます。
ネズミは泳げますから溺れたりはしませんが、必死で30分間泳ぎます。
一日目、30分間泳いだネズミは、ぐったり寝てしまって長い時間、起きてはきません。
二日、三日と同じように泳がします。

しかし、ネズミは、泳いだ後、ぐったり寝る時間が短くなります。
一週間もするとネズミは、
泳いだ後もぐったりと寝ることが少なくなります。
10日も過ぎる頃には、ネズミ達は眠る事もしなくなります。
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1日目よりは8日目のほうが、横たわっている時間が大幅に少なくなっています。 |
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■起きているスーパーラットの誕生です。
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疲労困憊ネズミがスーパーラットに変身するメカニズムを知ることができれば、
強力な回復戦略となり、われらが慢性疲労列島の大和民族に大きな福音となる。
(『疲労の科学』スーパーラット考より)
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■疲れたラットを調べてみると・・・ |
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疲れたネズミを科学的に調べれば、脳の中のミトコンドリアの異常、
セロトニン、ドーパミンの異常、
大脳皮質代謝異常、遺伝子の変化等がみられます。
これは、疲れが脳や体にどのような異常をおこすのかを知れば
疲れの原因を知るのに役立ちます。
動物達の疲れた脳を調べ、原因が一つでも解明して行けば、
疲れの原因を一つでも取り除くことができるようになるでしょう。 |
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